1月17日に開催されたNightOwl 雨夜憧さんの生誕イベントである【Believe Your Rain】に参加してきました。
日常のふとした場面で嫌なことがあったり気持ちが落ち込んだりしたら心に雨が降る事もあるけれど、そんな時は一緒に雨宿りをしたり、はたまた濡れながら「うわぁー!」と一緒に走り出したり。
そんな風に誰かの【心の雨宿り】が出来る存在になりたいと普段から伝えてくれている、雨夜さんらしさ溢れる素敵なイベントタイトルだなと思いました。
今回はNightOwlメンバーの生誕イベントの中では唯一の対バン形式でのイベントで、ゲストには[DJ]Seidai Takekoshさん、XYLÖZ(シロ)さんとNightOwlにとって深く縁のある人を呼んでいました。
対バングループ同士でのぶつかり合いというよりは「雨夜憧さんをお祝いするために集まった」感がありとても暖かい気持ちになりましたし、めちゃくちゃお祭り感があって楽しかったです。
(さながら出演者全員でのお祝い合戦のように感じたので、ある種ぶつかり合いという言葉は正しいのかもしれません。)
NightOwlのステージでは、Be The Oneのパフォーマンス中に傘を使って雨宿りをするような演出が入っていたのも良かったですね。
生誕イベントの中では雨夜さん自身が「どんなアイドルになりたいのか。アイドルとしてやりたい事はなんなのか」を、自身の憧れであった存在の話をした上で明確に言葉で伝えてくれました。
冒頭で書いた通り、誰かの気持ちに寄り添えたり、時には太陽のように照らして元気を与えられるようなアイドルになる。
自分に出来る方法で常に最高のアイドルであろうとする雨夜さんはいつもぶれずに私達の前に立ってくれていて。
この日にそんな姿を改めて見て、去年の3月にあったNightOwlのワンマンライブでの言葉を思い出して「真っすぐさが本当に変わらないな」と思いました。
それから、雨夜さんにしては珍しいなと思ったのが、自分の好きなものや嫌いなものにはっきりと言及する一幕があったことです。
アイドルに憧れて、なりたいアイドルになるべくして「NightOwlの雨夜憧」となった彼女ですが、実際にアイドルとして活動していくと綺麗なものばかり見ているわけにもいかなかったようで…
そんな雨夜さんは「承認欲求やお小遣い稼ぎのためにアイドルをやっているような人たちは嫌いです」と、はっきり言い切りました。
と同時にそういう人達の中にも売れているグループもあって、それが正しいとされる空気がある事も感じているようですし、雨夜さん達NightOwlのように真っ直ぐに・ひたむきに努力していても売れないグループが存在すること、そして売れない=間違ってる、というような風潮がある事にも言及していました。
でも「売れない」から間違っているのかというと、きっとそんな事はないはずですよね。
前述したように、雨夜さん自身がなりたい姿を明確に思い描いて、アイドルとして・雨夜憧として在るが故に、そのような想いがあったように私は感じました。
そしてそれは、後ろで控えていた折原さんや百城さんも同じように私は感じています。
だからこそ、自分達NightOwlが売れて、自分達が信じて進む道こそが正しいと証明すると。
「私たちは売れます」
とシンプルに力強く言葉にしてくれた雨夜さんは、とても頼もしく見えました。
少し話は逸れますが。
自身の好きの基準って、実際に自分が好ましくないもの…イヤな言い方をすれば「嫌いなもの」に触れないと、輪郭がハッキリしてこないと思います。
でも嫌いなものに触れるのって結構しんどいし、辛いですよね。
(まあ、能動的に触れなくても受動的に触れてしまう機会が多いこともありますが…)
かといって、好きなものばっかりに触れてたらいつかは自分の中の好きが停滞してしまって、前に進めなくなってしまう。
だからこそ雨夜さんが、自身がいる世界の現実と向き合って、自分の嫌いを認めて、「売れます」と力強く言葉にしてくれたことにすごく勇気と力強さを感じました。
何よりも自分の心や信じるものに真っすぐひたむきに向き合って、気持ちを届けてくれた事に胸が熱くなりましたし、その場で言葉を受け取れたことが嬉しかったです。
また、「好き」の中にもいろいろな度合いがあると思います。
(例えばめっちゃ好き!とかまあ好き、とか普通に好き、とか…)
MCで雨夜さんが話している場面で、マッシュポテト入りのハンバーガーを頼んで食べていたけどその最中に「あ、私はこれあんまり好きじゃなくて、普通のハンバーガーが好きだったんだ」と気付く話があったのですが。
ふとした日常の中の気付きを大切にする。
そんな雨夜さんの感性が素敵だなぁと思ったりもしました。
(例え話が「ハンバーガー」だったり、つけ合わせにポテトを頼んでいたのはさすが胃袋四次元な雨夜さんだなとも思いましたが(笑))
常に自身をアップデートして進もうとする雨夜さんの素敵な一面が垣間見えた瞬間だったなと思います。
いつか雨夜さん達NightOwlの通っていった道が、例えば他のアイドルさんだったり、全然違うところで頑張る人の道標になったら素敵だなと思いました。
何よりも、今私自身が彼女達をそのような目で見ているのかもしれません。
いつも元気をありがとう、ですね。
最後に
雨夜憧さん、お誕生日おめでとうございます。
素敵な生誕イベントに参加できたこと、本当に嬉しく思っています。
私もしばしば、心の雨宿りをさせてもらう事もあるかと思いますが、その際はよろしくお願いします。
終わり