Kiriのダイアリー

雑感,雑想を徒然と

黎明時に輝く一番星のような

2024年4月6日、NightOwlのリキッドルームでのワンマンライブ「夜夢夜夢祭ツアーファイナル公演」に参加してきたので、今回もここに思ったことを残しておく。

 

とりあえず最初にこれだけは書いておきたい。

 

ここ一年くらい私生活と病気のダブルパンチでしんどいことがめちゃくちゃあって、正直毎日過ごすのがキツイ期間だった(まあ今も完全に抜け出せてないんだけど…)

それでもこの日のライブをみて「ああ自分は、きっとこの日・この場所で・このライブをみるために今日まで進んできたんだな」と思った。

自分でこれ書いてるときに大袈裟だなって思わず笑っちゃったけど、でも本当の事で。

こんな気持ちにさせてくれるなら、いまの俺が生きてる意味や時間は全部NightOwlに預けてもいいんじゃないかって。

本当に、心の底からそう思った。

 

ライブの中身はもちろんよくて、MCも踏まえてこれまでとこれからが目いっぱい詰まってた。

上記を踏まえて、この日に4人が身に纏うカタチで初お披露目となった衣装について、自分が思った事や感じた事を合わせて残しておく。

 

衣装デザインは自分にとっては初見で新しくも懐かしさや馴染みの良さを感じるデザインで、逆に色はこれまでの「夜」を彷彿とさせるもの(黒、紺色)とは明らかに異なる趣のもので。

でも近々に披露された黎明や当日の一人一人のMCの事を思い考えるとこの衣装がドンピシャで…まるで本当に夜明け前・黎明時に空に現れる一番星(明けの明星)みたいだった。

夜でもなければ昼でもない、そんなことを体現した衣装であり意匠だなと思った。

これまでどんな人にも寄り添ってくれるような夜を届けてくれた…言い換えれば夜に留まり続けて一緒に過ごしてくれたグループが、ついに自分たちで夜からさらに先へ進む決意をしたのだと…そう思えてならなかった。

 

そして今回また衣装から色がなくなったのも印象的で。

話は少し飛ぶけど思い返せばこのグループはコロナ渦を走ってた時も全く順風満帆じゃなくて、きっとやりたかったけど出来なかった事・諦めてしまった事ってあるはずで…

だけどきっと、その期間にたくさんの大切な事、楽しかった事もあったはずで。

いま、あの子たちやファンという括りの人たち全員で「あったはずの時間」を、これまでを糧に改めて手に入れようと、作り出そうとしてる。

でもこれまでの事は決して消えないし無駄にならないし、むしろすべてを攫って掬って形にするには見える色以上に心というか魂に刻み込まれた何かが必要だと思えて…

そういった意味でもこれ以上のカタチはないだろうと思える。

All Night Longの歌詞にもあるようにここから先の彼女たちは「おとぎ話のような世界へ」だし「消えない過去をぶち壊して描いた未来へGO」なのだと思う。

そんな風に思うと自然とみてるだけでライブ中は常時目頭が熱くなったし、冒頭に書いたことと重なるが自分がNightOwlっていうグループと積み重ねてきた時間や機会に、これまでに受け取った言葉に一切無意味な事、ましてや嘘偽りなんて本当になかったんだなと…改めて本当に思えた。

 

 

NightOwlさん、毎回同じこと言ってますが本当に大好きです。

これからも4人と一緒に過ごす時間が、いいものでありますように。

 

おわり