NightOwl 望月さくらさんの脱退が発表されてから、現在の5人体制では最後となるワンマンライブ【LightNight】に参加したので感想、というか思った事を残しておく。
最初に
NightOwlってグループの形がまた変わることになったけれども、3人が5人になった時のように、4人になっても5人だった時の事・望月さくらという一人のアイドルがいた事は自分の中で大切な思い出になるんだろうなと思ってる。
ライブに関しては、少ないMCの時間の中や曲の入りで語られた
「いまのこの選択を後悔しないように」
「今日選んだことやこれまでの選択が、いつか全て意味があったことにしてみせる」
といった力強い言葉がとても印象に残ってる。
これからもNightOwlで在り続ける4人だけではなくて、4人とは別の道を歩むことになる望月さんにも向けられている言葉であることが真っすぐに伝わってきたからだ。
どう受け取るかは人それぞれだと思うけど、それはみる側である自分達にも向けられた言葉だったように思う。
少しこのライブの話題からは逸れるが。
NightOwlってグループは、持ち曲の数はそこまで多くない。
何ならライブ毎のセットリストを並べてみてみると、そこまで変わり映えするものでもない。
だけど毎回毎回のライブが終わった後、自分の中に残るモノが違う。
毎回のライブが、もう二度とない特別な時間なのだ。
これはワンマンだからとかそういう事ではなくて、対バンでもなんでも、いつだってそうだ。
ライブ終わりに参加した人の感想を覗いたりすると、人によって思い思いの感想はあれど根っこの部分は一緒のような、そんな印象をよく受ける。
例えば受け取ったものの答え合わせ的なことをしようとした時、限りなく正解に近い受け取り方や解釈ができたとして、それはきっと受け取る側がすごいのではなくて。
表現してくれる側・届けてくれる側が届けたいものを純度100%に近い状態でバシバシ発信し続けてくれるからだろうなと改めて思った。
こちらが外さないのではなくて、向こうが外さないのだ。
NightOwlっていうグループは、そういうグループだ。
このライブに関してもそう。
「いまその時に一番伝えたいこと・表現したいことを真っ直ぐに、NightOwlのパフォーマンスで届けてくれる」
自分にとってNightOwlのライブはいつだってそうだ。
いい意味で特別なことをしない。(Be the oneでは時折遊んだりもする、かわいい)
そんなあの子たちなりのやり方で、5人でいられる限られた時間の中でステージに立って、精いっぱい輝こうとする。
そんなところがすごく5人らしいな、と思えるライブだった。
だからこそ、そんなライブを他のメンバーと一緒に形作ってきた望月さんが脱退するということに対しては、正直に言えば今この瞬間にだってさみしい気持ちはある。
さくちゃんの底抜けに明るい笑顔や笑い声には、何度か助けられたもの…
まあ長々と書いておきながら結局のところ最後にはちょろっと気持ちをこぼしたりもしたが…これが本心なのだから致し方なしということで。
今はとにかくNightOwlとしてこれからも進んでいく折原伊桜さん、百城凛音さん、雨夜憧さん、長谷川嘉那さんの4人と、これから別の道を進んでいく望月さくらさんがなんの後悔もなく10/4を迎えて、その後に幸多い日々を過ごせますように。
そんな気持ちで胸がいっぱいだ。
おわり