Kiriのダイアリー

雑感,雑想を徒然と

変わったけど変わらなかったもの、そしてきっとこれからも変わっていくものの話

 

WAGAMAMARAKIAツアーのファイナル公演の感想。 

下は唯一ファイナル以前に参加できた、石川公演の時に書いたエントリー。

kikury.hatenablog.com

 

ライブのみせ方やそれによる自分の楽しみ方はだいぶ変わったけど、それでも我儘ラキアが届けてくれるものは変わらないと改めて体感できたのが本当に良かったな。

というのが一番最初に出てきた正直な感想。

それは自分が前向きになるきっかけだったり、苦しい時に後ろから背中を押してくれたり。

人によって受け止め方は違うのかもしれないけど、自分の中に落ちてきたときに、燃料に変換されるような、何か。

その事実を、前述したようにこれまで少しずつ形を変えてきたライブの集大成(こっからが何度目になるか分からない新しいスタートなのかもしれないけど)の場で感じられただけで、自分的にはものすごく良かったな…と。

 

「ライブが変わった」ってのは時勢的なことはもちろん、いまの我儘ラキアがいる立ち位置的にも、これから進もうとしている道を考えたら、まぁそれは自分みたいな素人でもちょっと考えれば当然起こり得ることだと思う訳で。

「変わる」ということについては、我儘ラキアがこれまでにライブをする中で、何回も星熊南巫さんが言葉にして伝えてくれたとおり、変わるためにしなければならないたくさんの選択の中で、何かを捨てなければいけなかったり、その捨てるという行為によって痛みが伴ったり…

ともかくある種の苦しさが伴うものだ…というのは本当にそうだと思う。

 

でも変わるっていうのは、そんな苦しいことばかりじゃないよなって。

この日に歌われた【Don’t fear a new day】を聴いたら、そう思えた。

この日に我儘ラキアがステージから届けてくれたこの歌は、去年のワンマンで歌われた時と同じメロディー・同じ歌詞でも「怖いから明日を恐れない」という意味合いは全く感じなかったし、むしろここから始まる未来への希望が込められているようにも感じた。

そう感じられたことは、苦しい時がたくさんあれども、その先もずっと苦しいことが続くわけじゃないんだなって、自分にとっての希望となったようにさえ思えた。

 

話は変わるけど、星熊南巫さんが最後に届けてくれた

「これからも私たちについてきてください」

という言葉がとても印象に残ってる。

この言葉から自分は「変わる・変わった」ということに対して少なからず離れていく人もいるんだろうな…と思ってしまって、少し寂しさを覚えた。

けれども同時に、離れてしまった人がいたとしてもその人達がこれまでグループと一緒に歩んでくれた事実は変わらないし、その人達も全部ひっくるめて連れて行くと。

そういう、力強くてとても優しい言葉に聞こえた。

強がりじゃない、本当に心が強くて優しいからこそ投げかけてくれた

「ついてきてください」

っていう言葉だと思えたし、それがとても嬉しかった。

有体な言葉だけど

「こっから先の4人が見せてくれる景色、みてえ…」と本気で思った。

いま、6月25日の光景を思い出すと、改めてそんな事を考える。

 

自分達の道を突き進む我儘ラキア・WAGAMAMARAKIAに、素敵な未来が待っていますように。

そう感じずにはいられなかった去る6月25日でした。

 

おわり