Kiriのダイアリー

雑感,雑想を徒然と

WAGAMAMARAKIAツアー 石川公演感想

我儘ラキアが新しくリリースした自分たちの名前を冠したミニアルバム「WAGAMAMARAKIA」を引っ提げて全国を駆け回る「WAGAMAMARAKIAツアー」の石川公演(5/22開催)に参加していたので、時間は経ってしまいましたが感想を。

 

前置きとして、今回のライブツアーは以前にMIRIさんがツイッターでお話してくれた通り、基本的なライブ構成は大きく変わらないという所が個人的にポイントかなと思っています。

どこに行っても、今の我儘ラキアの最高をみせるというテーマ。

とはいえ、きっとその場所その場所で彼女たちが届けてくれたものや、観た人が受け取ったものはきっとどれも違っているものだと私は思います。

だからこそ、自分が石川でライブを観て感じたことを大事にしたいなと思いましたし、記事としてこうして残しておこうと思いました。

 

ステージは前述したとおり、今の4人が持てる全力がめちゃくちゃ溢れ出ていて。

歌やダンスはもちろん、星熊さんやMIRIさんの想いがこもった言葉、海羽さんのステージからでも伝わってくる優しさ、川﨑さんの全力で楽しい雰囲気を作り出してくれる空気感。

とにかく最高としか言いようがありませんでした。

 

ライブの感想はただただ楽しかった、の羅列になってしまうと思いますので…以下、特に心に残った印象深いことを記していこうと思います。

 

石川公演では、Oneを歌う前の星熊さんの一言がとても印象に残っています。

「前にうまく進めないとき、たくさん悩んだりするけど、その悩むっていう苦しさがあるからこそ今を生きるということが輝く」という言葉。

私は我儘ラキアのすべてや星熊さんのすべてを知っているわけではありませんが、いまステージに立っている我儘ラキアがこうなるまでにどんな大変な道を通ってきたかについては、見聞交じりでこそあれど多少は知っているつもりです。

だからこそ、星熊さん自身がこの言葉の正しさの証明になっているように感じましたし、優しく言葉を届けてくれたのが本当に嬉しかったです。

日々を生きていく中で、ある種のやりづらさだったり苦しさだったり、なんというか所謂「生きずらさ」みたいなものを感じる瞬間って誰にでもあると思うんですよね。(少なくとも私はそういったものを感じることが多々あります…)

そんなことを一瞬で吹き飛ばしてくれたり、逆にそれを自分にとってのバネに変換してくれたり、今回のように「前に進めばいいんだよ」って優しく背中を押してくれたり…

そんな生きるため・前に進むためのエネルギーをくれるライブを我儘ラキアは毎回届けてくれます。

また、Letting Goを歌う時には「大切な友人が失恋して、それを想いながら作った曲だけど、そんなことに囚われずに曲を、この時間を思い思いに楽しんでもらえれば。」

と言ってくれたのも印象に残っています。

曲に込められた想いというものは当然あるだろうしそれはとても大切なものだと思いますが、それを踏まえた上で「ライブ」っていうその時その一瞬しかない時間を全力で楽しむ・楽しませてくれる我儘ラキアのこの4人がとても好きだな。

と改めて思った瞬間でした。 

 

 

それから

「何をするにしてもうまくいかないことや失敗することがつき纏って…でもそれを時代のせいにしたくない」

という言葉。

この言葉は先日発表されたタワーレコードさんとのコラボ企画のポスターにも使われていますよね。

前公演にあたる鹿児島公演の中止があったからこその言葉かと、この言葉の出自についてライブ後に考えを巡らせたりしましたが…

この言葉はきっと今のご時世がどうとか、そういう話ではなくて。

この言葉自体に、これまで我儘ラキアが・星熊南巫さんが歩んできた道そのものが込められているように私は感じています。

自分の言葉や行動には決して嘘をつかない・逃げない・真正面から向き合う。

これまでに彼女達が一貫してずっとやってきたことだと思いますし、そこが我儘ラキアの強さであり、同時に4人全員で共有してる強さの源でもあるよな…と改めて思いました。

 

 

さて本ツアーも早いものでもう終盤戦で 

ツアーセミファイナルの大阪公演はしばらく前に完売、ファイナルの東京公演もチケットが先日完売と、彼女たちの勢いが増しにマシているのも相まって、ツアーのファイナル公演をみるのがとても楽しみです。

今回の公演で感じたことを胸に観るツアーファイナルで、我儘ラキアがどんな景色をみせてくれるのか…どれだけの楽しいライブが待っているのか…

そんなことに想いを馳せながら、今回のエントリーの結びとします。

ツアーファイナル、めちゃくちゃ楽しみです!

最高の形でWAGAMAMARAKIAツアーを完走できますように…

 

おわり