Kiriのダイアリー

雑感,雑想を徒然と

毎日見る数字

最近新型コロナウイルスの話題になるたびに「今日は感染者数〜人で、死亡者は〜人になりました」と言う声が、そして目ではその推移が、毎日毎日テレビやラジオを通して体に流れ込んでくる。

 

「ぁあ、今日もか…」

なんて思いながら日々を過ごしている。

けど、いくら自分に直接関係ない人の話であっても、自分と同じような人達が毎日毎日ウイルスの影響で、どこかで命を落としてる事って、考えてみると全くまともな事じゃないな…と思った。(もちろんウイルスが流行る前でも、規模は違えど毎日あった事でしょ…なんてのは承知の上で書いてる。)

多分平気なフリしてるだけで、自分の心がジワジワ削られていくような、そんな感じがある。

 

自分にとって身近にいた人が亡くなった時は、綺麗事とかそんなもの一切なしに、今までその人と共有してた気持ちとか時間とかが、一瞬でなくなってしまったような、そんな気持ちになった。

それはとても痛くて辛い事だったと記憶してる。

 

 

最初に書いた、イヤでも毎日体に流れてくる情報だって、本当だったら科学的に分析されていたり、今後の対処に使われたりするかもしれない、大切な数字だ。

分かっているつもりだけど、それでも、命が失われた事に対してただの数字で捉えられてるように、自分自身が錯覚してしまう事に、少し耐えられなくなってきた。

この数字の後ろには、数字になった人たちの色んな気持ちとか、中には悲痛な想いとかもあったのかなと…そんな事も考えてしまって。

ここまで書いてたら少し涙が出てきてた。

多分、多分だけど、これを書いたのは、少し吐き出したい気持ちが少なからずあったからだろうな…と思う。

 

事態の収束を一刻も早く、なんてのは到底無理だろうし、ひょっとするとあとニ、三年はこんな生活が続くかもしれない。

自分に出来るのは、自分が感染しないように・人に移さないように生活する事くらいかな。

もうすぐ梅雨になるし、ちょっとは感染が抑えられたりするんだろうか。

早く終わってほしいね、今みたいな状況は。

 

おわり