2022年1月21日、NightOwlのメンバーである雨夜憧さんの生誕イベント「Believe your Rain」に参加したので、今回も自分なりに感想…というか思ったことを残しておきます。
下の画像はフライヤーですがカッコイイですね。(こういうの好き)
イベントタイトルである「Believe your Rain」に込められた想いは去年の生誕イベントの記事にも残してありますが「誰かの心に雨が降った時にそっと寄り添えるように、心の雨宿りが出来るように」という、雨夜さん自身のアイドルとしての在り方をそのまま言葉にしたように感じられます。
最初に、一番印象に残った雨夜さんのMCの事を書いておこうと思います。
雨夜さん自身が去年を振り返ると「防御の年だった」と言っていました。
すごくざっくばらんに言ってしまうと
「自分が大変な時は周りで楽しそうだったり幸せそうにしている人達がすべて敵のように見えてしまう」
「なんでそうなっちゃうのかなって考えたら、人と比べてしまうから」
「そういうのがイヤでじゃあどうしようかな、と考えた時に【そういう自分と戦えばいいんだ】【そんな自分も好きになればいいんだ】って」
これが雨夜さんなりの「防御術」であり、そんな一年だったと。
こんな言葉を受けて、去年一年間でNightOwlに何があったかな…って振り返るとまあ色々ありましたね。
新メンバーの加入による新体制での活動開始、新体制での初のワンマンライブの開催、新EP「Answer」のリリースとそれを引っ提げたリリースツアーの開催、加入した新メンバーの脱退。
上記以外にもたくさんのライブイベントに出演したり、昨今の流行り病の影響でグループの活動が止まってしまった時期もあったり。
こうして書くだけで、まさに激動の1年だったなと思わずにはいられません。
そして「大変な時は~」って言葉、これには自分もすごく共感を覚えて。
自分が苦しい時って「隣の芝は青い」じゃないけど、周りが良さげに見えたり、例えば自分と近しい人が成果を挙げている時に自分は何も得られていなかったり進んでないなと感じて焦ったり。
自分の辛い状況にしか目がいかなくてめちゃくちゃ苦しくなるんですよね。
だからこそ、そこで目線を変えて「そんな自分を好きになろう」って発想がでてくる雨夜さんはシンプルにすごいと思いました。
それでそんな防御の年だったことを顧みた上で今年は
「そういう自分の嫌なところも好きになって・自分自身が楽しんで、自分のためにアイドルをやる」
という言葉をステージから届けてくれました。
突然ですが雨夜さんは自分のことを「かたつむり」ということがあります。
例えば何かを決断するのに慎重であるが故に、他の人と比べてちょっと歩みが遅いとか歩幅が小さいとか、(失礼かもしれませんが)そういう事を揶揄しているのかもしれません。
でも、そんなかたつむりだってずっとずっと前に進んでるんです。
例え歩みが遅くても一歩一歩確実にしっかりと歩みを進めてきたからこそ今の雨夜さんがいるんだと感じられますし…
今回もまたその延長線上の事で、きっとこれからもそうやって進んでいくんだろうな、って思えます。
最初からずっと地続きで歩んできている雨夜さんとNightOwlだからこそ、まずは彼女たち自身が心から楽しんで活動してくれることを願わずにはいられませんでした。
なによりも同じ時に発してくれた「自分達が楽しんでれば皆(見てる人たち)も楽しくなれる」って言葉がすごく心に残っていて。
雨夜さん自身もアイドルに憧れていたからこそ出てきた言葉だと思えましたし、自分達と近い目線で言葉を選んでくれたことが本当に嬉しかった。
そんなMCを振り返った上で今回の生誕イベントのセットリストを思い返せば、まさにこの日の、今の「雨夜憧」というアイドルを体現したセットリストだったな…と思います。
特に「Living my day」は雨夜憧というアイドルの在り方そのものだったような気さえします。
さて最後に、ここから書くことは完全に自分の中の「雨夜憧」というアイドルのイメージありきでの話ですが。
雨夜さんはきっと誰よりも普通の女の子に一番近くて、失礼な言い方になるかもしれませんがお話ししたり、自分の想いを伝えたりするのもそんなに得意な方じゃないのかもしれないな…って印象が少なからず自分の中にあります(ありました…の方が正しいかもしれません)。
それでも、こういう場ではあらかじめ用意していたような綺麗なまとまった言葉ではなくて、きっとその時その時に雨夜さんの胸に宿っている気持ちを、彼女自身の飾らない言葉で届けてくれる。
自分が今考えてる事や思っている事を伝えるためにステージに立って、自分の言葉でその想いを届けてくれる姿は、自分の目には誰よりも「等身大のアイドル」のように映りました。
そんな彼女がステージに立ちながらその場にいる誰よりもアイドルとして輝いてる姿をみると、自分自身に「お前はこのままでいいのか」って問いかけられているような気さえしてきて、背中を押されているような・時にはバシバシと叩かれているような…そういった自分が前に進むためのきっかけをくれる。
雨夜憧というアイドルが、彼女がいるNightOwlというグループの存在は自分にとってそんな存在なんだな、と改めて思えました。
新EPを出して2022年開幕ブーストがかかっているようなNightOwlの今年の活躍が今から楽しみですし、前にも言いましたが雨夜さんだけでなくグループの全員が本当に自分自身のために最高に楽しんで活躍してほしいなと思います。
雨夜憧さん、改めてお誕生日おめでとうございました。
これから最高の私を体現していくであろう雨夜さんとNightOwlの新しい一年間、とても楽しみにしています。
おわり